ホワイトリリー
飛鳥凛
山口香緖里
西川カナコ
R18版でも飛鳥凛のヘアは映らない
R15と同様に乳首への愛撫はあるがソフト
お尻も後ろから一瞬映っただけ
山口ばかり目立ってしまった
映画は良作
丁寧に心理を追っている
基本的にR15版では全裸のロングショットが差し替えられている
R15用に撮り直したというのは間違いだろう
レズシーンの69などのロングショットをクローズアップに、
神社やテーブル上の絡みのロングショットをトリミングしている。
近めのショットへの置き換えは各絡みにワンカットくらいある
編集時のトリミングではないかも知れない
(そういう意味では撮り直しているのかも)
スクリーンで初めてわかるが二人の主演女優が綺麗な涙を流す
これは脚本と演出の勝利
チャラ男が三人を同時に相手すればハッピーエンドだったのでは?とも思う
最後にも出てくる神社の佇まいが素晴らしい
車の騒音、壁越しの喘ぎ声
音もいい
実験的な作品の多いプロジェクトだったが
一番正攻法で完成度が高い
シーン(公開済の脚本?)ごとに、劇場のR18では…。
1 登紀子(山口)&慎平 → 声だけ、絡みの描写なし
2 はるか(飛鳥)(1の声を隣部屋で聞きながら)→ 着衣のまま自慰
3 登紀子&はるか(1が「不完全燃焼」という事で1の後に引き続き)
→ここで飛鳥、山口ともに初めて全裸になる。ぼかしはなし。
山口が先に全裸で登場したがヘアは確認できませんでした。
2人で69、山口を四つん這いにして飛鳥が後ろから局部を口で攻める描写がある。
4 登紀子&はるか(回想シーン。3とは異なる)
5 登紀子&悟(神社の境内にて)
→2名とも全裸。バックと駅弁。場面は夜間だが、撮影はいわゆる「つぶし」
(昼間に天幕を張って夜にする)であること、また、神社の撮影許可をとるのに
苦労した、と舞台挨拶で中田監督談。
6 はるか&悟(悟るが口説き強引に唇を奪いかけるもはるかが断固拒否)
7 登紀子&悟(6の失敗後、登紀子と交わる) →室内で騎乗位。暗い。
8 登紀子&はるか(回想シーン セーラー服 キス止まり)
9 茜(西川)&悟(ラブホで交わる) →バスタブで。
10 登紀子&はるか(回想シーン 8とは別 キス止まり)
11 登紀子&はるか(悟の前で登紀子がはるかを裸にし自らも全裸となり強引に絡む)
→登紀子は脱いでいない。
12 登紀子&はるか(11の後、はるかの愛液を悟に見せ、二人で絡むよう登紀子が指示)
→手マン。
13 はるか&悟(はるかは悟の愛撫を嫌がるも、徐々に感じて交わる)
→テーブル上に全裸のはるかを寝かせて交わるが、萎える。登紀子がはるかに
フェラさせるが、その時…。
14 登紀子&はるか(離別を決意し、別れの絡み)
→2名とも全裸で、登紀子によるクンニ、2人での松葉崩しあり。
4,8,10の区別が曖昧。脚本段階から変更されているかも。
舞台挨拶で中田監督が、R15とR18では濡れ場については
(シーン、カットを切るのではなく)撮り直したと明確に言ってたので、
3、5、13、14あたりは深夜のスカパー版(R15)では
描写自体が異なっている可能性がある。
これで全5作見ましたが、ロマンポルノという色あいでは
「ホワイトリリー」が個人的には一番近いと感じました。
特に、主演の女優が「最も明るい光の下で」全裸で絡んでいる意味ではこれが一番かと。
飛鳥も山口も西川もちゃんと乳首まで見せてますし。
露出の質量ともに最も頑張ったのは、ここでもやはりベテランの山口だった。
基本的にホワイトリリーR15版は全裸のロングショットを差し替えているだけだと思う
R18版は各絡みにワンカットくらいロングショットがある
(それでも飛鳥凛のヘアは映らない)
単なるトリミングではないというのが(撮り直したという)中田発言の真意では?
dmm.co.jp版について追記:劇場版とは違う
ロマンポルノらしさを受け継ぎ、作家の自意識を捨てているところに傑作が生まれた。
ただこれは劇場版とは違う。多分スカパー版と同じ。
作品性はこちらの方が気品があるとさえ言えるが、少し残念。
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ホワイトリリーのレンタル版しか確認してないが
9月2日発売のセル版とレンタル版は本編に関しては多分同一、R18で劇場版と同じ
ただし以下の特典はセルだけ
【映像特典】
・予告篇(*これはレンタル版にもある)
・メイキング映像
・初日舞台挨拶
【音声特典】
・中田監督×飛鳥凛×山口香緒里 (オーディオコメンタリー)